別府駅の近くにホテルを取ったので、まずはそこを拠点に駅周辺をまわることにして、別府タワーへ行ってみました。タワーの中には別府アートミュージアムもあるということで、色々と楽しめそうです。1957年完成、今年2023年には65周年記念で大規模改修工事が行われ、高さを10メートルも高くしたとか。どこをどうやって!? と思ったら、避雷針を伸ばしたのだそうです。
展望台、ミュージアム、ぶらりと行けるデッキもある別府タワー
別府タワーへの行き方
駅から別府湾に向かって徒歩10分ほど。
海に向かって進む別府駅前通りには、両側に大きな商業施設のビルやデパートなどがあります。そこを通って広い国道10号(大分空港からのバスもここを通っています)に突き当たり、左に進むとタワーが現れます。
途中、大きなデパートをのぞいてみたり、焼肉屋さんの前を通って帰りに寄る場所を考えたりしながら、タワーを見上げつつ歩いて行くとほどなく到着。入り口の脇に入館チケットの自動販売機がありました。何かのガイドで電子マネーも使えると書いてあったのですが、自販機は現金のみ。若いカップルが、その前で悩んでいました。イマドキの若者は現金を持ち歩かないので困ることがあるようですね。
でも大丈夫、ここでチケットを買わなくても、各フロアの窓口で電子マネーを使って買うことができます。
別府タワー各フロアの料金は
◎5階:キタハマデッキ~空と光のテラス~ 大人一般200円
◎2階:別府アートミュージアム 大人一般700円
今回は、別府アートミュージアムと展望台に行くことにしました。2ヶ所合計1,500円のところ、なんとセット券だと1,000円の割引価格で購入できます。
別府タワーの営業時間は21:30までですが、ミュージアムの最終入館が16:30まで。私が行ったこのときはすでに16時を過ぎていたので、ミュージアムを先にまわることにしました。
芸能人から巨匠までなぜここに!?の別府アートミュージアム
2階で別府アートミュージアムの受付を済ませて奥に進むと、別府タワーの模型があります。
いや、実際は、タワーのまわりにこんなに湯けむりが立ち上っているわけではないようですが(-“-)
中は写真撮影自由です!!
芸能人作品コーナーにはこんな人の作品が。
その先に、謎のカーテンで仕切られたちょっと暗い特別展示室(回廊)があり、そこには有名画家の作品の数々。
そこを出ると、また有名人の作品コーナーがありました。
他にも、有名人・著名人の作品がたくさんあります。
この先が出口でしたが、閉館時刻が迫っていたので大急ぎでまわってしまい、ふと時計を見るとまだ少し時間に余裕がありそう。そこからまた芸能人作品コーナーに戻れる通路があったので、もう一度戻ってみました。
そしてまたゆっくり特別展示室を見ようとしたら、すでに照明が消えていて・・・
私が最後の入館者だったので、一度目に通った後すぐに消されてしまったのかも・・・
残念”(-“”-)”
別府湾を一望できる別府タワーの展望台へ
そしていよいよ、展望台へ。
16・17階が展望フロアですが、まず17階に上がり、そこから下に降りる順路になっています。
17階からは、別府の町並みや別府湾が見渡せます。
遠くに見えるのが、大分市にある高崎山です。
この後、別府旅行をしていて気づいたのですが、別府市内のあちこちから高崎山を臨むことができ、意外と近い。次の旅行ではぜひ、高崎山におさるさんを見に行ってみたいものです。
・高崎山自然動物園
階段で16階におりると、タワーの説明などがありました。
別府タワーの生みの親、内藤多仲(ないとうたちゅう)が設計したものは、タワー六兄弟と命名されているそうです。
・名古屋テレビ塔
・通天閣
・別府タワー
・さっぽろテレビ塔
・東京タワー
・神戸ポートタワー
(竣工順)
なんと、高いところ好きの私、意識して旅行したわけではありませんが、名古屋テレビ塔以外の5カ所はすでに行っているじゃありませんか!
これはぜひ、近日中に名古屋にも行かなくては!!
別府タワー周辺を歩いてみる
南国ムードの的ヶ浜公園
さて、別府タワーの展望台から眼下に見えた浜辺。
とても気持ちよさそうなのでついでに行ってみることにしました。的ヶ浜公園です。
ちょうど学生さんたちの下校時刻頃だったのか、あちこちに高校生のカップルの姿が。デートスポットなんですね~♪
遠くには船も見えます。
なぜかかるめん(ひらがな)が海に背を向けて立っています。
こうして、アートと景色とを堪能しました。
まとめ
とにかく別府へ行ってみたい、という気持ちだけで、羽田から大分空港までの搭乗券を買った私。
細かいスケジュールは後回しにして、とりあえず別府駅前のホテルを予約しました。
別府に到着するのが午後3時近くになるので、それから半日で観光できるところを探したところ、手ごろな時間と料金で行ける別府タワーが見つかりました。ちょっとディープな美術館と、別府から大分の高崎山まで一望できる展望台に行くことができ、まずは市内の名所を踏破。
駅から徒歩で行けるので、別府の入り口として楽しんでみてはいかがでしょう。
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