春は旅行に最適な季節です。冬の寒さも和らぎ、梅雨ほどは雨も降らず、暑さや紫外線もあまり気にならない季節。そんな春の穏やかな気候のもと、別府に行って来ました。少し雨が降ったものの、その雨がまた温泉の湯けむりと相まって、いっそう素晴らしい景色を見せてくれました。別府市街地には、別府タワーなどの見どころに加え、温泉県大分ならではの珍しい温泉もあります。そして別府温泉といえば、鉄輪(かんなわ)エリアでのべっぷ地獄めぐり。これは外せませんね。その近くの明礬(みょうばん)エリアでは、大人気のプリンもあって、ぜひ食べてみたいものです。泊まった宿でも、別府ならではの地獄蒸し体験ができました。
2泊3日の別府旅行で実際に歩いた場所やルートを書いていきますので、これから旅行計画を立てる方は参考にしてみてください。
第1日目 別府駅周辺を歩く
別府へ行こう! 羽田空港から別府駅までの行き方
2023年2月28日〜3月1日の2日間、ANAスーパーバリューセールが実施されました。
国内線のどの路線でも、片道平日7,000円、休日10,000円です。
どうせどこでも7,000円なら、なるべく遠くに行こう〜という訳で、かねてから行きたいと思っていた別府に行くことにしました。ところが、羽田から別府までどうしたら行けるのか、この時点ではまったくわかっていなかった私・・・なんとかたどり着きました。
別府のシンボル別府タワー 別府アートミュージアムもあるよ
なんとか無事、別府駅前のホテルにたどり着き、荷物を置いてから徒歩で散策に出かけました。最初に行ってみたのが別府タワーです。展望台だけでなく、中にはアートミュージアムもありました。ここには、有名人や芸能人の絵も数多く展示されています。タワーを出た後は、隣の公園にも行ってみました。
別府竹瓦温泉の砂湯に埋もれて肩こり解消
別府タワーを出て公園で海を眺めた後は、本日第一の目的地、竹瓦温泉へ。タワーからはすぐ近くです。ここは砂湯で有名で、受付のおじさんが丁寧に入り方を説明してくれました。明治創業の伝統ある温泉で、待合室はレトロな雰囲気。砂湯の他に普通浴の温泉もあり、両方入れます。
別府駅の目の前で迷うことなし ホテルシーウェーブ別府
竹瓦温泉で夜7時近くまで過ごし、ホテルに向かいました。「別府駅前 ホテルシーウェーブ別府」です。ホテル内にも当然、温泉があります。2つの温泉は日替わりで男女が入れ替わるので、夜と朝では別のところに入れます。更に、宿泊者は周辺の系列ホテル2カ所の温泉にも無料で入れるので、湯めぐりが楽しめます。
本日巡った場所
第2日目 地獄めぐりに明礬エリアに湯けむり展望台 盛沢山の一日
べっぷ地獄めぐりをバスでスタート
2日目は、べっぷ地獄めぐりのできる鉄輪(かんなわ)エリアを目指して、別府駅前からバスに乗りました。この日は、亀の井バスのろせんバスが乗り放題「MyべっぷFree」というフリー切符を買ったので、なるべくバスに沢山乗って観光する計画です。手荷物は、駅前で預けると夕方までに宿に届けてもらえるサービスを使うハズだったのですが・・・
べっぷ地獄めぐり~まずは血の池地獄と龍巻地獄へ
別府駅前からバスに乗って、まずは血の池地獄と龍巻地獄へ行きました。いよいよ地獄をこの目で見る時が来ました! 2つの地獄はすぐ隣です。血の池地獄はその名の通り真っ赤な粘土が煮えたぎっていて、初めて見る者にはオドロキです。龍巻地獄は間欠泉で噴気の出る時間が限られているので、それに合わせて2つを巡る順番を決めると良いでしょう。
べっぷ地獄めぐりの途中 明礬エリアで地獄蒸しプリンを味わう
血の池地獄と龍巻地獄を巡ったあと、残りの地獄めぐりは明日に回し、今日はバスに乗れるだけ乗って、遠くまで行くことにします。日本の夜景100選に選ばれた十文字原展望台(じゅうもんじばるてんぼうだい)と、明礬(みょうばん)エリアの湯の花小屋へ行きました。湯の花小屋の近くには有名なプリンのお店があります。
別府温泉保養ランドで泥湯に浸かる
プリンの他に、もうひとつの大きな目的、それは別府温泉保養ランドの泥湯です。事前にクチコミを調べれば調べるほど、なんだか不安になり、逆に挑戦してみたい気持ちがモクモクと湧きます。混浴の泥湯に開き直って入りました。
別府の風景といえば湯けむり展望台 その先の貴船城まで歩く
お目当ての泥湯をクリアし、夕方、この日の宿に到着しました。少し湯あたりしたので畳の上でごろごろしていたのですが、窓からの眺めがあまりにもキレイなので、また少し外に出かけることにしました。湯けむり展望台まで少しだけ・・・のハズが、意外にもたくさん歩くハメになり、貴船城まで足をのばす結果となりました。
できればここで暮らしたい 日生や別府鉄輪で地獄蒸し体験
2日目の宿は、「Tabist 日生や 別府鉄輪」です。鉄輪エリアの中心部から徒歩5分ほど。以前は社員寮だった建物を改築したとかで、部屋にはミニキッチンもあり、普通に暮らせそうな場所です。玄関の目の前に地獄蒸しの窯があり、いつでも無料で使えるので、夕食は地獄蒸しに挑戦してみました。とても美味しかったです。源泉かけ流しの温泉もあり、長期滞在してみたくなりました。
本日巡った場所
第3日目 いよいよ別府地獄めぐり
べっぷ地獄めぐり~いちばん人気は海地獄
本日はべっぷ地獄めぐり後半戦。昨日2つの地獄を巡ったので、残りの5つを制覇します。まずはいちばん人気の海地獄へ。5つの中でいちばん坂の上にあるので、ここからスタートすると、他の4カ所もスムーズに巡ることができます。コバルトブルーの地獄は壮観で、私のおススメ観光地1位になりました。
べっぷ地獄めぐり~かまど地獄は地獄のテーマパーク
海地獄の次に見どころ満載なのが、かまど地獄です。近年は鬼滅の刃の聖地としても有名になりました。とはいえ、ブームになるずっと前から、地獄のテーマパークとも呼ばれていた場所。6つの地獄と4つの極楽を余すところなくご覧ください。売店や足湯も人気です。
べっぷ地獄めぐり~鬼石坊主地獄と鬼山地獄と白池地獄
べっぷ地獄めぐりの残り3つの地獄です。灰色の熱泥が沸騰している鬼石坊主地獄。温泉熱を利用して、なんと80頭ものワニを飼育している鬼山地獄。これまた温泉熱で熱帯魚を飼育している白池地獄。それぞれに特徴や見どころがあります。
本日巡った場所
まとめ
今回まわったルートは
別府アートミュージアム → 別府タワー展望台 → 的ヶ浜公園 → 竹瓦温泉
血の池地獄 → 龍巻地獄 →
十文字原展望台 → 湯の花小屋 → 岡本屋売店 → 別府温泉保養ランド
湯けむり展望台 → 貴船城 → みはらし坂 → 湯雨竹
海地獄 → 鬼石坊主地獄 → かまど地獄 → 鬼山地獄 → 白池地獄
温泉県大分ならではの、砂湯や泥湯に入ることができ、ここまで来た甲斐があったというものです。
べっぷ地獄めぐりは7つの地獄それぞれが壮観で、蒸気で蒸した美味しい食べ物や、足湯も楽しかったです。2泊3日とは思えないほど、盛沢山のとても充実した旅になりました。
そして・・・
私がいつも買うお土産は、耳かきです!
細長くて、ペン立てに立てておけば場所を取らないからなのですが、最近は耳かきが売られていなければ、細長い物ならなんでも・・・鉛筆、ボールペン、マドラーなどなど。
今回はこれです。
記念品がGETできると、良い旅だったな~と感じます。
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