べっぷ地獄めぐり~いちばん人気は海地獄

別府観光といえば、誰もが一度は行ってみたいべっぷ地獄めぐり。JR別府駅周辺からは少し離れた鉄鉄輪(かんなわ)エリアにあります。地獄めぐりのセットになっている地獄は7カ所。そのうち、いちばん大きな海地獄を中心とるす5カ所と、残りの2カ所は少し離れたところ(約3Km)にあります。前日に、離れている方の2カ所を巡った私は、いよいよ本日、メインの5カ所をまわります。鉄輪エリア全体が坂になっているので、まずはいちばん坂の上にある、いちばん大きな海地獄からスタートするのがおススメです。そこから次々と観光しながら坂を下っていくと、ちょうど鉄輪バス停に戻れるようになっています。早速、海地獄に行ってみましょう!

海地獄への行き方

鉄輪エリアの中心となるのが、鉄輪待合所。別府方面や湯布院方面から鉄輪に来るバスがここに集まります。観光案内所や、ソファーにコインロッカーもあり、べっぷ地獄めぐりをするには、まずここへ立ち寄ってみるのが良いでしょう。
朝、ここから徒歩5分の場所にある宿を出発した私は、今日はもう千葉まで帰らなくてはなりません。コインロッカーにキャリーバッグを入れて、いよいよ地獄めぐり後半に出発です!

鉄輪待合所から海地獄までは徒歩でも行けますが、上り坂なのと、帰りは徒歩で戻って来るのとで、行きはバスに乗ることにしました。海地獄前まで、少し遠回りして10分足らずです。みゆき坂を真っすぐ歩いても所要時間はあまり変わりありません。

バス停からまた少しだけ、坂を上ります。

どこかな?まだかな?とキョロキョロしながら上って行くと、藁ぶき屋根の長屋門に到着♪

前日に、べっぷ地獄めぐり7カ所のセット券を買ってあったので、海地獄の半券を自分でもぎって、左側の青い箱に入れます。セット入場券は2日間有効です。やはりここから回るのがスタンダードなようで、7枚あるチケットのいちばん上に海地獄があります。チケットに綴られている順に上から回ると、スムーズに行けるようになっています。

やっぱり海地獄はすごかった!

コバルトブルーの海を目指して広い園内を進む

この日は朝から雨が降っていて、平日(水曜日)なので、人は少ないかな~、と思ったのですが、なんのなんの、観光客がいっぱいです。門を入ってすぐに、あのブルーの海が見えるのかと思いきや、最初に目に飛び込んできたのは深い緑の美しい池、蓮の池です。つつじ?さつき?も見頃の庭園が広がっています。夏になると、ここの蓮も見どころのひとつになるとか。

朝から降っていていた雨も、この時には小雨がパラパラぐらいに。濡れた緑が一層美しく見えます。
そして、ついに海地獄に到着!

このときには運よく雨も止んだのですが、雨上がりのせいか湯けむりがもうもうと立ち込めていて、水面は湯気に覆われ、じつは、ほぼ白にしか見えない(涙)
風が吹いて湯けむりを吹き飛ばしてくれると青い水面が見えるので、この写真はかなりタイミングを見計らってやっと撮りました(^^);
いやはや、素晴らしい眺め♪
青く見えるのは、硫酸鉄の成分が染み込んでいるからだそうです。
想像以上に感動的な風景。一生に一度は見ることをお薦めします。

そして、よくよく見ると、立ち入り禁止の看板の向こうに、釣り竿のようなものが・・・

温泉卵を茹でているのでした♪
売店で食べられるようです。売店に行ってみましょう。

売店とギャラリーに行ってみる

ショップ蓮(SHOP REN)
温泉卵はここショップ蓮で売っています。茹でたてをベンチで食べられます。
他に有名なのが、「えんまんの湯」という入浴剤。海地獄の成分をそのまま粉末にしてあります。えんま様も、これに入ればほっこり?
そのほかにも、海地獄はもちろん、大分各地のお土産が売られていました。
楽天市場でこちらを買うこともできます。
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楽天で購入
カフェテリア海(CAFETERIA UMI)

軽食と喫茶。ここでも名物なのが、地獄蒸し焼きプリン。プリンは昨日食べたので、ここでは飲み物にして、外のテラスでいただきました。海の色の爽やかなソーダです♪

ギャラリー青(GALLERY AO)

2階はギャラリーになっています。


温泉の歴史や地獄にまつわる謎などを解説する、様々な展示がありました。
ベランダから、海地獄を眺めることもできます。

海地獄の庭園は他にも見どころいっぱい

海地獄は、これで終わりではありません。まだまだ見どころがたくさんありました。すぐ隣には鳥居が。白龍稲荷大神です。家内安全、商売繁盛、交通安全のご利益があるそうです

売店から門に戻る道を少し横にそれてみると、まだまま庭園が広がっていました。
ま、まさかの、ここは血の池地獄!?と思われるような、赤い地獄が。
赤池地獄です。

なぜかたぬきも。

そして、海地獄には足湯もありました。地獄の源泉100%かけ流し。本格的な地獄そのものの足湯です。

青い地獄そのものだけでなく、こんなにいろいろと見どころがあるとは、予想外の楽しさです!

マイベスト観光地ランキング1位更新の海地獄

北海道から沖縄まで、全国各地を旅している私ですが、いろいろな人によく「旅行に行くなら、どこがいちばん良い?」と聞かれます。そんなとき、今までは「近場でごめん、伊豆半島」と答えていました。伊豆半島大好きな私は、そこだけで観光しながら1ヶ月ぐらい巡ることができそうです。
しか~し!!
今回、行くべきところ第1位を更新しました。海地獄です!
(注:あくまで個人の感想です・・・)
雨上がりというお天気も、また良さを引き立ててくれたのかと思いますが、ぜひ、一生に一度は行ってみてください。

まとめ

2泊3日別府旅行の最終日、べっぷ地獄めぐり後半戦。スタートは海地獄からです。
徒歩で巡れる5つの地獄のうち、いちばん坂の上にあるので、そこから始めて順々に坂を下ってくると、スムーズに観光することができます。地獄7カ所のセット券も、海地獄がいちばん上にセットされているので、そのチケットの順に回ると良いでしょう。
その眺めは、とても素晴らしかったです。雨上がりということもあってか、木々の新鮮な緑や花々の赤が映え、コバルトブルーの海、白いもくもくとした湯けむり、そして赤い鳥居や池まで、なんともカラフルで、絵画の中に入り込んだようでした。私のベスト観光地ランキング、1位を更新です!

この記事を書いた人
りんりんばあば

千葉県在住の60代主婦。
仕事をしていた現役時代からお得な情報を集めるのが趣味でしたが、リタイアしてからその特技(?)を活かして、とことんお得に旅行を楽しんでいます。
お得情報をキャッチしたら、即予約!その後で念入りに情報収集。
フリープランの1人旅が多いですが、友人や家族、孫とも、これからどんどん旅に出る予定です。

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