明治元年の神戸港開港とともに誕生した神戸の中華街、南京町。
当時、神戸市内に外国人居留地が整備されましたが、中国(当時の清国)とは条約を結んでいなかったため、中国の人々は外国人居留地に住むことができませんでした。そこで現在の南京町周辺に住居や店を構えたのが始まりです。
東西約270メートル、南北約110メートルの範囲に、100を超える店舗が軒を連ねています。
食べ歩きをしたりお土産を買ったりするのはもちろんですが、私が行った日(2022年9月10日)はちょうど中秋の名月で、中秋節のイベントが開かれていました。
その様子をご紹介します。
神戸の南京町へのアクセスは
南京町の最寄り駅は、JR元町駅と地下鉄県庁前駅です。
駅の南側に、線路と並行に元町商店街があり、そのまた南側に南京町が位置しています。
元町駅からすぐですが、今回、私は三ノ宮駅から歩いてみました。
今回は、羽田から飛行機で神戸空港へ行き、そこからポートライナーで三宮へ。駅近くのホテルに荷物を預けてからの出発です。三ノ宮から元町まではひと駅なので、初めての神戸の街をぶらぶら歩いてみることにしました。
駅の南側を線路と並行に歩いて行くと、大丸神戸店のデパートがあります。
その向かい側に、元町商店街のアーケードの入り口が見えます。
商店街に吸い込まれそうになるのを抑えて、少し左側(南側)に歩くと、右手に南京町の入り口、長安門が見えます。この先が中華街。
南京町で食べ歩きするならまずはやっぱりかき氷
南京町のみならず、中華街に来たら、絶対に食べたいのが豚まんとかき氷!
9月とはいえ、とても暑い日だったので、長安門をくぐってすぐのお店で早速、かき氷をいただきました。ふわふわのかき氷、やっぱりマンゴーに目が行ってしまいます。お店に入って、座って食べることができました。
その先にも、食べ物やお土産を売っているお店がズラリと並んでいます。
その後も、北京ダックを食べたり、クコの実をお土産に買ったりして楽しみました。
食べたもののゴミは、基本的に、買ったお店に捨てるようになっています。なので、食べながらあまり遠くに行ってしまわないように、なるべくお店の前か中で食べた方が良いようです。
運よく南京町の中秋節で観光を楽しむ
私が南京町に行った2022年9月10日は、運よく中秋の明月でした。
そこで、南京町では秋の収穫を祝う感謝祭、中秋節のイベントが行われていました。
獅子舞などのステージイベントの他に、オリジナル月餅の販売や、福球(ガラポン)
の抽選会などがあります。
南京町の中心にある広場でしばらく待っていると、子どもたちの獅子舞を見ることができました。
いちばん前列にしゃがんでいると、お獅子がすぐ近くまで来て、頭の上でお祓いをしてくれます♪
ちなみに、中秋の名月とは
2022年は 9月10日
2023年は 9月29日
2024年は 9月17日
年によってずいぶん違うのですね。旧暦と新暦でズレがあるからだそうです。
ということで、南京町の中秋節も毎年日にちが変わるので、ご注意ください。
この他にも南京町では
6月(旧暦5月5日)には 端午節チマキフェア
12月上旬からは ランタンフェア
ランタンフェアと、神戸のクリスマスイルミネーションを同時に見に行くのも良いかも!!
獅子舞を見終わって、更に先に進むと、南京町の西の端、西安門に到着です。
この日はここから更に先、神戸ハーバーランドへと徒歩で向かいました。
まとめ
2022年9月初め、神戸に観光に行きました。
まずは羽田から飛行機で神戸空港へ。
そこからポートライナーで三宮へ行き、ホテルに荷物を置いたあと、午後から観光にでかけました。
まずは徒歩で神戸の中華街、南京町へ。
中華街といえば食べ歩きやお土産屋さんをのぞくのが楽しいです。
この日は運よく中秋の名月だったので、年に一度の感謝祭、中秋節のイベントを楽しむことができました。
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