2022年6月、札幌の大通公園で3年ぶりによさこいソーラン祭りが開催されました。
毎年6月に行われていたのですが、コロナの関係で中断し、満を持しての再開です!
もちろん、今年2023年も更に活気を増して、6月7日(水)~11日(日)に開催。
今や日本国内のみならず、海外からも出演者が集まるこの大会。熱気に包まれる時間を共有できるだけで、札幌に来た甲斐があるというものです。昨年、この祭りを見ることができたので、そのときの様子を紹介します。
札幌のよさこいソーラン祭りとは?
札幌よさこいソーランは誰でも参加できるお祭り
高知県の「よさこい祭り」をルーツに1992年、よさこい祭りの「鳴子」と北海道の民謡「ソーラン節」をミックスして誕生した祭りとのこと。
2.曲にソーラン節のフレーズを入れること
この2つを守れば、誰でも参加できるとのことで、日本全国各地、いや、今や海外からも踊り手が集まります。
そして、札幌の町中が演舞会場になり、あちこちで熱いパフォーマンスが繰り広げられます。その数、約20ヶ所とか。約3万人の参加者と約200万人の観客が集まるこのYOSAKOIソーラン祭り。
6月に札幌に行くなら、必見です!
札幌よさこいソーランのメイン会場は大通公園
札幌市中心部だけでなく、市の全域あちこちでよさこいを披露する会場がありますが、中心となるのは大通公園です。大通公園とは、札幌駅の南側(駅から徒歩約10分)にある、長~い公園。一番東側は、おなじみのさっぽろテレビ塔がある大通西1丁目、そこから札幌市資料館のある西側の西13丁目まで、その長さ約1.6キロです。
よさこいソーランの踊り方は、地方車(じかたしゃ)を先頭にして前進するパレード形式と、一ヵ所に留まって踊るステージ形式の二つがあります。西1丁目から13丁目まである公園の、5丁目から7丁目までがパレードコース、8丁目に大きなステージが設置されています。
パレードは、公園をはさんで北コースと南コースがあり、観覧するには桟敷席の有料チケットが必要です。
ステージは、間近で見られる椅子のアリーナ席と、階段状の特別観覧席があり、演舞の回によっては有料チケットが必要になります。
札幌で大迫力のよさこいソーラン祭りのパレードを見る
運よく買えたよさこいソーランのチケットで大通公園へ
昨年6月に、札幌へひとり旅に出かけた私ですが、たまたま旅行初日がよさこいソーラン祭りの最終日。出発する数日前に、近所のローソンに走り、運よくチケットが買えました。
ローソンの他に、セブンイレブンやチケットぴあでも買えるので、全国どこでも手に入れることができます。
当日、昼過ぎから大通公園の観光にでかけると、もうあちこちにこんな人たちが。
公園内、西5・6丁目には、全国各地のグルメが集まる北のふーどパークというイベントも開催されていて、そこをぶらぶらしながら、夕方になるのを待ちます。
パレードは17時過ぎからなので、その少し前に桟敷席への入り口を入ると・・・もう人でいっぱい!
自由席とはいえ、事前にチケットを買ってあったために油断していました(-“-)
でもこんなときひとりだと、隙間に座らせてもらえるので便利(?)です。
3年ぶりに待ちに待ったよさこいソーランのパレード!!
パレードが始まると、遠くから音楽が聞こえてきます。まわりの人たちは常連さんらしく、過去の回の話などをしているのに耳を傾けながら、ワクワクして待つと、地方車(じかたしゃ)が見えてきました。
この車に音響装置が積んであり、それぞれのチームがオリジナルの音楽を流しながら進みます。大将らしき人たちが乗っていて、カッコいい!
そして、その後ろから迫力のパレード!!
桟敷席から掛け声もかかります。
札幌の夜は気温が低かった
興奮のパレードが終わり、帰路につきました。
会場入り口でもらったパンフに、ベーカリーの割引券がついていたので、ぬかりなく購入。
そして、時計台の下のイタリアンのお店、リゾット専門店Risotteria.GAKU時計台でリゾットをいただきました。
自家製コーラはスパイスが効いていてピリッと辛く、一日の疲れも吹き飛ぶ美味しさでした。
しかし・・・帰りは寒かったです。
その日の最高気温が20度近くあったので、薄着で行ってしまいましたが、最高気温というのは一時的に記録されるもので、ずっとその気温が続くわけではない・・・と、今更ながらに気づきました。
また、この時季の北海道にだけ用いられる「リラ冷え」という言葉があるそうです。リラ(ライラック)の花が咲くころに一時的に気温が下がることで、本州で言う「花冷え」と同じ意味だとか。美しい言葉ですね。
みなさん、夜は冷えるので、お気を付けて。
まとめ
仕事の都合で6月に早めの夏休みを取り、日~火の2泊3日で札幌に行きましたが、たまたま初日の日曜日が、よさこいソーラン祭りの最終日でラッキーでした。
わが地元、千葉のチームもあり、みんな、この車や大漁旗をどうやって運んで来るのでしょう??
昨年はコロナ禍があけて3年ぶりの開催でしたが、今年はもっともっと盛り上がったこと間違いなし。
ぜひまた行って、今度は他の会場もまわってみたいです。
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