神戸北野異人館街めぐり後半 うろこグループのプレミアムパスで巡る

神戸観光に来たら、ぜひ体験したいのが北野異人館街めぐりです。
北野エリアには数多くの異人館がありますが、お得に巡れるパスポートが色々と販売されているので、それを使うと良いでしょう。それらのパスポートに表示されている順番に巡ると、スムーズにまわれるという利点もあります。
今回、前半は「KOBE観光スマートパスポート」を使い、後半は、うろこの家を中心とするうろこグループの「異人館巡りプレミアムパス」を使いました。
その後半戦をご紹介します。

神戸北野異人館街への行き方

朝から三ノ宮駅近くのホテルを出発し、北野坂をぐんぐん上って行きました。20分程で北野異人館街の入り口に到着します。
前半は、萌黄の館からウィーン・オーストリアの家までを散策しました。

前半、「KOBE観光スマートパスポート」を使ってまわったのは以下の場所です。

関連記事 神戸北野異人館街めぐり前半 KOBE観光スマートパスポートで巡る はこちら>>

前半最後のウィーン・オーストリアの家からまた少し坂を上って行くと、うろこの家に到着です。
後半はここからスタートします。

神戸北野異人館街めぐりの料金

北野異人館街めぐりといえば、ガイドブックに必ず載っているのが風見鶏の館うろこの家。ところが、「KOBE観光スマートパスポート」には、うろこの家は含まれていません。
なぜだろう???と不思議に思ったのですが、うろこの家やその他いくつかの異人館を管理運営している異人館うろこグループというところがあり、そこでは別枠でチケットを販売しています。
うろこグループ各異人館の個別の料金は、以下の通りです。

1.うろこの家&展望ギャラリー 【通常料金】1,050円
2.山手八番館 【通常料金】550円
3.北野外国人倶楽部 【通常料金】550円
4.坂の上の異人館 【通常料金】550円
5.英国館 【通常料金】750円
6.洋館長屋 【通常料金】550円
7.ベンの家 【通常料金】550円

そして、それらのいくつかをまとめたお得なパスが販売されています。

異人館巡りプレミアムパス
上記1~7全館 大人4,550円 → 3,000円 小人800円
山の手4館パス
上記1~4   大人2,700円 → 2,100円 小人500円
北野通り3館パス
上記5~7   大人1,850円 → 1,400円 小人300円

うろこの家を中心とする、坂の上の方に山の手4館がまとまってあり、そこから坂を下った北野通りに、3館が隣接しています。

全部をじっくりまわっても2時間くらいなので、ここでも7館全部のプレミアムパスを購入ました♪
北野通りにうろこグループのビジターセンターがありますが、その他、各館でもパスを買うことができます

神戸北野異人館街めぐり おすすめコース(後半)

うろこの家&展望ギャラリー

北野異人館街めぐり前半で、だいぶ坂を上って来ていたので、坂の上の方にある山の手4館のうろこの家からまわることにしました。ここから始めると、プレミアムパスの案内の1番から順番にまわることができます。
早速行ってみましょう!

うろこの家は、神戸で最初に公開された古城のように美しい異人館で、国の登録有形文化財や兵庫県住宅百選にも指定されている伝統的な建築物です。天然石のスレートで覆われた建物の外壁が魚のうろこに似ていることから「うろこの家」と呼ばれるようになりました

猪の鼻を撫でると幸運に恵まれる、というジンクスが古くから伝えられているパワースポット、カリドンの猪(愛称ポルチェリーノ)です。

隣の展望ギャラリーには、ヨーロッパの近・現代絵画の名作が収集されていて、神戸の眺望と一緒に楽しむことができます。

山手八番館

山手八番館は、サンセン氏の自宅として建設された洋館で、海に向かって台形の張り出し窓が連なる個性的な外観が特徴の建物です

室内には、アジアの仏像や巨大な仁王像なども。

そして、一番のパワースポット、サターンの椅子
元々はイタリアの教会にあったとされ、座ると願いが叶うと言われています。
左右に2つの椅子があり、女性は向かって右側、男性は左側に座ります

北野外国人俱楽部

北野外国人俱楽部は、神戸に集った外国人の華やかな社交場
広いダイニングには、重厚な家具調度品や、17世紀フランス貴族の館にあった木製暖炉が配置され、音楽室や使用人室とあわせて、当時の華やかな暮らしを再現しています。

坂の上の異人館

坂の上の異人館は、一時期中国領事館として使われていた歴史から、館内のインテリアは明朝(1368年~1615年)~清朝(1616年~1911年)に至る中国の貴重な家具、調度品、美術品で統一されています。

ここで有名なパワースポットは、どちらも口を開いた阿形の一対の「狛犬」。奥には漢時代の俑馬から宗時代の青磁などの焼き物も置かれています。

 

ここで山の手4館を巡り終えて、そこから北野通りに向かって坂を下って行きます。
途中、北野通りに着く少し手前に、ラインの館という建物があったので、入ってみました。

ラインの館(無料)

ラインの館は、北野異人館街唯一の無料入館施設。
フランス生まれのご夫人が大正時代に建設したものを、神戸市が購入して一般公開のための工事を行い、地区内の案内センターとして整備しました。異人館や神戸の歴史が学べます。

 

そして、坂を下りきった北野通りに、3館が並んで建っています。
坂の突き当たりがベンの家なので、ここからは、7→6→5 の順にまわります。

ベンの家

ベンの家は、一風変わった不思議な博物館になっています。現在では見ることが稀な動物の剥製や世界中からの蝶の標本、そして目を見張る壁色に展示された個性的なアートを楽しむことができます。

ベンの家の窓から見えるラインの館

洋館長屋

洋館長屋は、2軒が左右対称に建つ風変わりな建物で、元外国人向けのアパートでした
展示される調度品の数々は、フランス関連のコレクションです。

パリのエスプリ薫る展示・・・と説明がありますが、面白いのが、モノクロの部屋
写真を加工している訳ではありませんよ。全部、モノクロでできているのです。

英国館

英国館は、英国紳士のライフスタイルを今に伝える洋館で、シャーロック・ホームズの部屋も再現されています。

美しいイングリッシュガーデンも見どころ。ここには、男女が抱擁する姿にたとえられる樹齢100年の銀杏の「告白の木」があり、パワースポットとして人気です

 

以上で、うろこグループの北野異人館街7館を巡り終えました。
気持ちの良いお天気のもと、ひとりでスイスイまわった為かもしれませんが、前半2時間、後半2時間で全部をまわることができました。多くの異人館が近い場所に建っているので、迷うことなくまわれます。どれも見どころがあって全部見たくなるので、みなさんも、体力と相談しながら楽しんでみてください。

まとめ

北野異人館街巡りの後半は、うろこグループの「異人館巡りプレミアムパス」を使ってまわりました。
このパスで入館できる施設は以下の7ヶ所です。

1.うろこの家
2.山手八番館
3.北野外国人俱楽部
4.坂の上の異人館
5.英国館
6.洋館長屋
7.ベンの家

途中で、無料の施設ラインの館にも立ち寄りました。
北野異人館街めぐりは、前半約2時間、後半約2時間でひと通り見学することができます。

前半の記事も併せてお読みください。
関連記事 神戸北野異人館街めぐり前半 KOBE観光スマートパスポートで巡る はこちら>>

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この記事を書いた人
りんりんばあば

千葉県在住の60代主婦。
仕事をしていた現役時代からお得な情報を集めるのが趣味でしたが、リタイアしてからその特技(?)を活かして、とことんお得に旅行を楽しんでいます。
お得情報をキャッチしたら、即予約!その後で念入りに情報収集。
フリープランの1人旅が多いですが、友人や家族、孫とも、これからどんどん旅に出る予定です。

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