別府観光といえば、とにかく行ってみたいのがべっぷ地獄めぐり。JR別府駅周辺からは少し離れた鉄鉄輪(かんなわ)エリアにあります。地獄めぐりのセットになっている地獄は7カ所。そのうち、いちばん大きな海地獄を中心とるす5カ所と、残りの2カ所は少し離れたところ(約3Km)にあります。せっかくなら全部をめぐってみたいですよね。べっぷ地獄めぐりの回り方はどんな順番にすれば効率が良いでしょう。このエリアは坂道だらけなので、まずは坂の上にあるいちばんの見どころ海地獄までバスで行き、そこから歩いて下るのが王道です。が、今回私はバスのフリーパを購入して、バスにたくさん乗ることをこの日の目的としたので、少し違った巡り方をしてみます。
海地獄からめぐるか、血の池地獄からめぐるか
地獄めぐり7ヶ所の見どころと所要時間
ようこそ「地獄」へ。
と書かれたパンフレットは、別府駅東口を出てすぐの観光案内所でももらうことができます。
セットになっている地獄は7カ所です。そのうちの海地獄を中心とする5カ所と残りの2カ所は少し離れています。
いちばん大きな海地獄を見学するには、所要時間約50分。売店をゆっくり見たり、おやつを食べたりすると、もう少し時間が必要です。
庭をひとまわりするだけの鬼石坊主地獄なら、15分ほどでまわれます。
他はだいたい1カ所20分~30分。ざっくり見学するだけなら、半日で観光できるでしょう。
海地獄、鬼石坊主地獄、かまど地獄、血の池地獄にはそれぞれ足湯もあるので、そこでゆっくり時間をとって、ホッとひといき、のんびりするのも良さそうです。
地獄への行き方と回り方
今回私は、別府駅前のホテルに泊まったので、この日はバスで地獄めぐりに出かけます。
いわゆるべっぷ地獄めぐりとGoogleマップ上に表示されているのは、海地獄を中心とする場所で、その近くにある亀の井バスの鉄輪バス停が拠点となります。観光拠点だけあって、様々なバスの路線がここを通り、本数も多いので、待ち時間は気にせず行くことができます。
海地獄は、鉄輪バス停からもう一息坂を上がったところにあり、5つの地獄のうちではいちばん坂の上にあります。なので、海地獄前までバスで行き、そこから坂を下りながら他を巡ると、鉄輪バス停にたどり着きます。この回り方が王道でしょう。
今回私は、海地獄からではなく、少し離れた血の池地獄と龍巻地獄から巡ることにしたので、まずは別府駅前からバスに乗って、亀川駅方面を通過し、血の池地獄前を目指しました。
別府駅からだと、JRで亀川駅まで行って、そこからバスという方が早いのですが、なぜ初めからバスに乗ったかというと・・・
今日は1日バスで観光 まずは血の池地獄を目指す
ろせんバスが乗り放題「MyべっぷFree」が便利
なぜなら、別府市内を巡る亀の井バスのフリー切符を買ったからです。
MYべっぷFree
ミニフリー 大人1日 1,000円 2日 1,600円
ワイドフリー 大人1日 1,700円 2日 2,600円
今回私は、ミニフリーの1日切符を買いました。
前日に、大分空港からバスに乗って別府北浜(JR別府駅から徒歩約10分)というところまで来たので、北浜バスセンターで買えたのですが、どうやら売っているのが北浜バスセンターと、鉄輪バス停近くの鉄輪待合所の2ヶ所のみのようです。別府駅にも亀の井バスのブースがあるのですが、駅付近では買えないようなので、ご注意ください。
1日有効のフリー切符ですが、購入するのはいつでも良く、日付がスクラッチになっていて、使用当日の月と日を削るようになっています。前日に買ったときに、窓口の人が親切に、日付を間違えて削らないように印をつけてくれました。
フリー切符を買うと、バスが乗り放題だけでなく、他にもいろいろと特典がついています。
一例として
・味自慢みゆき食堂 季節のドリンク1杯プレゼント
・別府ロープウェイ 往復運賃:大人100円引、小人50円引
他に、観光施設の入場料割引などなど。
切符に一覧表がついているので、購入時にご確認ください。
そして、本日の私の旅の目標は
そのために、徒歩で巡れる海地獄周辺は翌日に後回しにして、今日はバスにたくさん乗って遠くに行くことにします♪
別府手ぶら観光サービスを使って楽々
1泊目は別府駅前のホテルでしたが、2泊目は地獄めぐりに便利な鉄輪エリアに泊まることにしました。この日はとにかくバスで色々なところをまわる予定だったので、そうなると荷物が邪魔になります。
そこで便利なのが別府手ぶら観光サービスです。別府駅に直結した場所に別府駅 えきマチ1丁目別府という商業施設があり、その中のヤマト運輸がやっているサービスです。荷物を預けると夕方までに宿泊施設に届けてくれるので、2泊目の宿にキャリーバッグを送ってもらうことにしました。
料金 1,000円 または 1,300円
そして、手ぶらで楽々観光へ~~~♪
のハズだったのですが・・・
カウンターに着いてみると、私の前に外国人観光客がいて、係のお姉さんと何やらしきりにやり取りをしています。色々と質問?相談?しているようで、なかなか進みません。たった1組だけではあったのですが、大きなバッグが何個もあり、じっと待つこと15分・・・
お姉さんも「いらっしゃいませ、すみません、少々お待ちください」とこちらを気にかけてはくれていました。が、かなり時間に余裕を持って出かけたつもりだったのですが、とうとう、バスの出発時刻が迫ってしまったので、あきらめてそのままキャリーバッグを引きずって観光に出かけることになりました。
たまたま運が悪かっただけだと思いますが、こんなことも起こります。
とりあえず、予定していたバスには間に合い、地獄目指して出発進行~!!
まとめ
この日は、ろせんバスが乗り放題「MyべっぷFree」という1日フリーパスを買って、べっぷ地獄めぐりに出発しました。地獄めぐりのセットになっている地獄は7カ所ありますが、そのうちの5カ所と、残りの2カ所は少し離れた場所にあります。
回り方としては、まずはいちばん大きくて、しかも坂のいちばん上にある海地獄から見学し、だんだんに坂を下ってくるのが良いでしょう。
ところが、私はこの日、とにかくフリーパスを使ってバスにたくさん乗ることを目指したので、海地獄周辺は翌日にまわし、血の池地獄から行ってみることにしました。
本来ならば、別府手ぶら観光サービスが使えると良かったのですが、たまたま前にいたお客様に手間取っていて、待ち時間切れで断念。それでも問題なく出発することができました。次はいよいよ、血の池地獄です!!
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