紅葉の美しい季節になりました。
千葉からはるばる愛知県まで、バスツアーで紅葉を見に出かけたので、そのときの様子をご紹介します。
まずは、尾張のもみじ寺と呼ばれる、犬山・寂光院(じゃっこういん)へ。
正式名称は継鹿尾山(つがおさん)寂光院です。
犬山城にもほど近いこの寂光院は、石段を上った山の上にあり、その展望台からの風光は織田信長も眺めた(はず)と言われています。
境内には約1,000本のもみじがあり、初夏の青もみじ、秋の紅葉と、何度も訪れたい場所。
それでは早速、行ってみましょう。
犬山・寂光院へのアクセス
名古屋市の北に位置する犬山市。
国宝五城に数えられる犬山城で有名です。
近くには、家族連れでにぎわう日本モンキーパークもあり、休日には周辺道路が混みあうこともあるようです。
犬山城もぜひとも行ってみたいところですが、今回は紅葉がメインのバスツアーに参加しました。
寂光院へ公共交通機関で行く場合は、名鉄名古屋駅から特急で約30分、犬山遊園駅から、木曽川を眺めつつ、のんびり歩くのがおススメです。
寂光院 参道入口から山門までの紅葉
今回はバスツアーで行ったので、大型バス専用の駐車場から参道入口を目指して歩きました。しばらく行くと、看板が見えて来ます。
ここから山門まで、130段の石段が続きます。
が、この日はあいにくの雨だったので、石段は滑ってキケンかも・・・ということで、その先の観音橋を通って、少し遠回りの坂道を上ることになりました。
青空に映える紅葉が見られないのは残念ですが、なかなかに色づいています。
寂光院 山門から本堂までの紅葉 スロープカーもあるよ
ゆっくりと坂を上って山門に到着すると、七福神がお出迎え。
ここに、休憩所とトイレがあります。
七福神の石碑の前の看板を見ると
ゆっくり登ると・・・5分
あわてて登ると・・・15分
と書いてあります(^^;
ここから本堂までの石段が320段!
ゆっくり上りましょう。はたして、5分で着けるでしょうか?
階段がキツイという方には、スロープカーもあります。
小さいケーブルカーのような形で、エレベーターのように呼び出しボタンを押して乗るようになっています。
定員6名で、混雑時には行列ができることもあるので、お時間に余裕を持ってお出掛けください。
さて、健脚を自称する私は、七福神坂(階段)を上って行くと
途中に不動堂があります。
空海弘法大師が刻された石のお不動様で、厄除けのご利益があります。
寂光院 本堂周辺の紅葉
やっと320段を上りきって、本堂に到着です。
本堂と、隣の隋求堂(ずいぐどう)は、渡り廊下でつながっています。
ご本尊は千手観音です。
随求堂の天井には、156枚もの絵が貼られています。
そして、境内の紅葉。
鐘楼の横を通って、弘法大師の建つ展望台へ。
晴れていれば、犬山城に加え、小牧城や岐阜城(金華山)まで見通せるそうです。
やはり、織田信長も眺めた(はず)。
雨の中、坂と石段を上って来ましたが、ここまで来るとやはり達成感があります。
雨で洗い流されたすがすがしい空気の中で、深呼吸して来ました。
まとめ
紅葉の季節、バスツアーで愛知方面へ出かけました。
まずは、犬山・寂光院(継鹿尾山寂光院)へ。
参道入口から山門までの石段が130段。今回は階段ではなく、脇の坂道を上りました。
更に山門から本堂までは320段。ここは、スロープカーで行くこともできます。
境内の約1,000本のもみじと、織田信長公も眺めたであろう展望台からの雄大な眺めを楽しみました。
雨が降っていたのが残念ですが、すがすがしい旅となりました。
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