べっぷ地獄めぐりの途中 明礬エリアで地獄蒸しプリンを味わう

朝からべっぷ地獄めぐりに出かけ、血の池地獄龍巻地獄を散策しました。それからバスに乗って鉄輪(かんなわ)の中心部へ。たいていの人は、ここから地獄めぐりの続きをするところですが、私の場合はそうではありません。本日の私の目標は、できる限りバスのフリーパスを使う!なので、鉄輪からまたバスに乗って先に進みました。亀の井バスのろせんバスが乗り放題「MyべっぷFree」を使って、日本の夜景100選に選ばれた十文字原(じゅうもんじばる)展望台と、明礬(みょうばん)エリアの湯の花小屋を目指します。日本で唯一、小屋で湯の花を作るという光景が楽しみです。そして、いちばんのお目当ては、岡本屋売店の地獄蒸しプリン♪

日本の夜景100選 十文字原展望台へ

鉄輪(かんなわ)エリアの中心地、鉄輪待合所のコインロッカーに荷物を入れて、身軽になって先に進みます。目指すは十文字原展望台(じゅうもんじばるてんぼうだい)。地図の真ん中をぐーんと南北に走っているのが、別府から湯布院方面に向かう東九州自動車道(大分自動車道)です。その周辺をくねくねと、路線バスに揺られて旅をします。展望台は高いところにあるので、当然、バスはぐんぐん坂を上って行きます。

思ったより近く、鉄輪バス停から15分ほどで、十文字原展望台入口に到着。
しかし・・・ここまで行こうと思ったら、たいていの人は車で行きますよね~。
バスで行く人はなかなかいないようで、展望台まで乗ったのは私1人でした(^^);
バス停からの眺めは、九州の広~い大地!!(展望台とは反対側です。)


バス停から十文字原展望台までは、更に坂道を5分ほど歩きます。途中、左手にNHK大分放送の送信所があるのでそれを目印に、その脇を通って上って行くと・・・到着です!

写真はいまひとつ(逆光だったのか?)ですが、左が別府湾、右が高崎山です。この高崎山、別府のいろいろな場所から臨めるので、何度も眺めているうちに、なんだか親しみすら沸いて来ます。
看板に「日本の夜景100選」「日本夜景遺産認定」書いてあるように、夜景が素晴らしく、満月の夜に別府湾に映る月がとても美しいとか。ぜひとも夜に来てみたいものですが、なにしろ今回はバスなので・・・

しばらく景色を眺めてから、帰路に着きました。
帰りのバスの時刻に合わせる必要があり、20分ほどの滞在でしたがちょうど良かったです。

湯の花小屋と地獄蒸しプリンが目当てで大賑わい

明礬地獄で湯の花小屋を見学

そこからバスで鉄輪方面に戻ること5分。
有名な明礬(みょうばん)エリアに到着です。

藁ぶき屋根の湯の花小屋があり、硫黄のにおいが立ち込めています。
国の重要無形民俗文化財に指定されていて、江戸時代から続く特殊な製法で湯の花が作られ、小屋方式は日本でここだけ。希少な風景です。


展望台からそれほど離れていないのに、こちらは外国人を乗せた観光バスが次から次へと到着し、たいへんな賑わいでした。まわりにも「明礬地獄」と書かれた看板があり、いたるところから湯気が噴き出しています。

ここからも、遠くに高崎山が・・・
あたりを一回りしてから、お目当てのお店でお昼ご飯♪

岡本屋売店で地獄蒸しプリンを味わう

ガイドブックに必ずと言って良いほど載っている、岡本屋売店。温泉の噴気で蒸し上げる地獄蒸しプリンは別府のあちこちで食べることができますが、その人気に火をつけたのがここ、岡本屋売店です。昼食後のデザートに、パフェの上に地獄蒸しプリンの乗った地獄パフェというのを食べる予定だったので、主食は極力、控えめに・・・おにぎりと温泉たまごです。


店内はとても混雑していて入れず、外のベンチでいただいたのですが、4月だというのに良いお天気過ぎて暑い~(汗)

あまりの暑さに、パフェは涼しい店内で食べることにしました。注文する前にまずは店内の席を確保してから、とのことで、順番待ちのリストに名前を書いて席が空くまでじっと待ちます。
やっと席についてリュックをおろし、注文カウンターに行くと、そこも長蛇の列。並んでいるうちに、店員さんがお盆にパフェをのせてじゃんじゃん運んで行きます。すごい売れ行き!
それを横目で眺めながら、
しばらく並んでようやく注文♪

・・・となったところで、「本日パフェは売り切れです」
えええええ~~~~~!!!!!

でもでも、パフェは売り切れでしたが、なんとか地獄蒸しプリンだけはいただくことができました。これを食べるだけなら、外のベンチでも良かったような・・・
温泉噴気で蒸しあげたプリンは、かすかな硫黄のにおいに、甘さとカラメルの苦味が絶妙
口に入るまでにだいぶ試練がありましたが、その甲斐あってとても美味しかったです。

食事をするために並んでいる人がたくさんいる中、これ一つのためにテーブルを占領してごめんなさい・・・と、若干反省しつつ、涼しい店内でゆっくり味わっていただきました。

しばし休憩してから、またバスにのって次の目的地へ向かいます。

まとめ

別府駅から地獄めぐり2カ所を経由して、鉄輪エリアの中心地、鉄輪待合所に到着しました。そこには休憩所やコインロッカーがあるので、ひといき入れてから、またバスに乗ります。今日はバスのフリーパスを使って乗れるだけ乗る方針なので、まずは坂道を揺られて十文字原展望台(じゅうもんじばるてんぼうだい)へ。夜景の名所なので、昼間は空いていました。その後、明礬(みょうばん)エリアに行ってみたら、外国人観光客ですごい混雑。珍しい湯の花小屋やその周辺を見学してから、なんとかお目当ての岡本屋売店地獄蒸しプリンを食べることができました。

別府旅行 全般の記事はこちら↓↓↓
4月の別府 温泉天国&地獄めぐり まとめ
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この記事を書いた人
りんりんばあば

千葉県在住の60代主婦。
仕事をしていた現役時代からお得な情報を集めるのが趣味でしたが、リタイアしてからその特技(?)を活かして、とことんお得に旅行を楽しんでいます。
お得情報をキャッチしたら、即予約!その後で念入りに情報収集。
フリープランの1人旅が多いですが、友人や家族、孫とも、これからどんどん旅に出る予定です。

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