２泊３日の札幌旅行の最終日、どこに行こうか考えた末に、新千歳空港までの途中にある恵庭（えにわ）市の「花の拠点はなふる」に立ち寄ってみることにしました。６月の北海道といえば、かわいらしい花が咲く風景も思い浮かびます。ちょうどガーデンフェスタが開かれる直前で、イベントはやっていませんでしたが、その準備で広い園内が整備され、たくさんの花を愛でることができました。
恵庭のはなふるへの行き方
はなふるは札幌～新千歳空港の中間地点
札幌旅行の計画でどこへ行こうかガイドブックを眺めていると、「小樽まで足をのばしてみよう」という案内が多くあります。でも、夕方には新千歳空港に行かなくてはならないので、小樽は逆方向・・・
そこで、空港までの間にどこか見どころはないかと探したところ、ちょうど良い場所でステキな花々が見られるガーデンを発見しました。
恵庭（えにわ）市にある、花の拠点「はなふる」です。
JRの駅からはなふるまでは、バスに乗ります。
・恵庭（えにわ）駅から １５分
恵み野駅からの方が近いですが、札幌から新千歳空港までの電車、快速エアポートが恵み野駅には停車しないので、恵庭駅から向かうことにしました。
恵庭駅でコインロッカーを探して放浪する
駅について、持っていた大きなキャリーバッグをコインロッカーに入れようと、改札口（建物２階）で駅員さんに場所を聞きました。
「出てすぐ右と、１階とにあります」と教えてくれましたが、すぐ右側には見当たらない・・・
そこで、エスカレーターで１階に降りてみましたが、やはり見当たらない(-“-)
また２階に上がり、そのままずんずん右方向に歩き、たどり着いたお店にいた店員さんに聞くと、「もっと駅の方だと思います」と。
な、なぜ見つからない！？
そこで、もう一度駅員さんに聞くと、「すぐそこですよ」と。
あったあった、ありました！
し、しかも、かなり目立つ大きな案内板もついています！
自分の中では、コインロッカーというものは、グレーかうす緑の無機質な無地の箱が並んでいる、と思い込んでいたのですが・・・
ここのコインロッカーは、一面の花模様をバックに、ひとつひとつに近隣の名所の美しい写真と解説が掲示され、どう見ても観光案内のパネルにしか見えなかったのです。
私はそもそも物を見つけるのが大の苦手なのですが、何かの本で、その原因は「先入観が強すぎるから」と書かれているのを読みました。自分の頭で思い描いたものを一生懸命探すので、本物を見失うのですね。
私の頭の中がいけなかっただけで、決して、駅のコインロッカーが見つけ辛い訳ではありません。あしからず。何度も聞いてお手間を取らせた駅員さん、ごめんなさい。
バスではなふるに到着
無事、荷物を預けて、１階へ。１階にはソファーを備えた休憩スペースがあり、自動販売機とコインロッカーもちゃんとありました(^^♪
そして、バス乗り場からはなふるへ。
バスに揺られて到着しました。
「はなふる」とはこんなところ
ガーデンエリアを散策
広々としたガーデンに向かって歩いて行くと、まず最初に目に入るのが「えこりん村キッチンガーデン」です。
見た目にもかわいらしい花々・・・と思ったのですが、なんと、キッチンガーデンと名がついている通り、植えられているのは、食べられる野菜や果樹やハーブ！
色鮮やかな野菜や、可愛らしい実をつける果樹、薬や染料になるハーブなど。一度だけでなく、時々来て成長の過程を楽しむのも良さそうですね。
その奥にも広大な敷地内に、北海道を代表するガーデナーたちが様々なコンセプトで趣向を凝らしたガーデンが広がっています。
私が訪れたこのときは、約１０日後から「ガーデンフェスタ北海道2022」というイベントが開かれる直前で、出展する数々のガーデナーたちのブースが準備の真っ最中でした。
かわいらしい花々を、スライドショーでご覧ください。
今年（2023年）もまた開かれるとのこと。
次はフェスタの最中に訪れてみたいです。
花ロードえにわでランチ
広々としたガーデンを散策しお腹がすいたので、ガーデンの横にある建物「道と川の駅 花ロードえにわ」へ。
中には、休憩スペースやギフトショップ、パン屋さん、カレー屋さんなどがあります。
入ったのは、「スキレットカレーこな雪とんとん」というお店。
昨日に引き続き、カレーです♪
スキレットとは、フライパンのこと。「こな雪とんとん」は、恵庭産の放牧豚だそうです。
いただいたのは、
こな雪とんとん 炙りベーコン野菜カレー
放牧豚の厚切りベーコンは、さすが北海道！というお味♪
北海道特産の野菜もたっぷり入っていて、カレーの辛さと野菜の甘さが絶妙です。北海道に来て、すっかりカレーのファンになりました！
お店はカウンターがあるだけなので、食べた場所はそのすぐ横の無料休憩スペースです。開放的な広々とした空間で、靴を脱いで上がれるキッズスペースもあります。
ランチの後は、ショップでハーブティーのお土産を買いました。
写真を撮り損ねましたが・・・封筒の中にハーブティーが入っていて、ちょこっとメッセージを書いて、そのまま郵送できるようになっています。
敷地内には他に、「農畜産物直売所かのな」もありましたが、さすがにここから野菜を買って千葉まで帰るのは難しい・・・と断念。
名残惜しいですが、空港に向かって帰路につきました。
まとめ
札幌観光を楽しんだ後で、もう一息どこかへ行こうと考えていたところ、新千歳空港に向かう途中にちょうど良い立ち寄り場所「花の拠点はなふる」を見つけました。札幌の観光案内だけを見ていると見落としがちですが、近くにこんな素敵なところがあったとは。
広々とした空間で北海道を満喫し、北海道産のベーコンや野菜でお腹を満たし、旅の最後にまたひとつ良い思い出ができました。
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