いつもはひとり旅中心の私ですが、今回は娘と孫と、千葉市内で楽しんでみました。まず行ってみたのは、千葉ポートタワーです。千葉みなと駅から海に向かって少し歩くと、遠くに高いタワーが見えて来ます。その表面は鏡のように輝いて、晴れた日には雲が壁に反射してまるで絵のような眺めです。車で行くなら、広い無料駐車場もあります。360度の眺望を楽しめる高いタワー。展望台は地上113メートル。その途中のフロアには何があるのでしょうか? 中はいったいどうなっているのでしょう?
千葉ポートタワーとはこんなところ
千葉港のシンボル千葉ポートタワー
ここでいきなり質問です。皆さん、日本で一番大きい港はどこだか知っていますか?
横浜?神戸?
私も今まで知らなかったのですが、な、なんと、港湾区域面積が日本一なのは、「千葉港(ちばこう)」なのです! しかも、場所も日本のほぼ真ん中で、貿易額や量もトップクラス。意外とすごい港なのですね!!
余談ですが、貿易港として輸出入取引額トップなのは?
答えは「成田国際空港」。なるほど、空港も港なのですね。
それはさておき、千葉ポートタワーは、そんな日本最大の広さを誇る国際貿易港、千葉港のシンボルとして建てられました。千葉県民500万人突破を記念して、昭和61年(1986年)6月15日にオープン。バーベキューや潮干狩りなど、親子で楽しめる広い公園千葉ポートーパークの中心に位置する、高さ125メートルの展望施設です。
1階は入場無料で、千葉県内のお土産が並ぶショップや、ゲームコーナーなどがあります。
フロアの案内を見てみると、2階は恋人の聖地、3階はレストラン、4階は展望フロア。
ん? 4階建て??
そうなんです、2,3,4階はこの矢印の場所で、1階から2階の間は、骨組みだけで何もないという、なんとも贅沢(かどうかは不明ですが・・・)な造りになっています。
千葉ポートタワーへの行き方
場所は、JR京葉線・千葉都市モノレールの千葉みなと駅から徒歩約15分。歩くと少し遠いような気もしますが、海に向かって進むのと、途中からタワーが見えるのとで、ワクワクします。
子ども連れなら車で行く人も多いでしょう。駅方面からメインの道路を走って行くと、左側に千葉ポートーパークの広い駐車場があります。
乗用車 245台 大型車11台
夏季(6~9月):9:00~21:00 (入場は20:30)
冬季(10~5月):9:00~19:00 (入場は18:30)
駐車料金無料なのがうれしいですね。
千葉ポートタワーの展望フロアからの眺めは?
1階 エントランス前
この日は、娘と孫と車で行きました。駐車場に車を停めてタワーに向かうと・・・
千葉ポートーパーク内には千葉市美術館などもあり、庭園も整備されています。この日は6月半ばで、バラがきれいに咲いていました。
エントランス前では、土日祝日には、屋台村も開催されます。運が良ければ、千葉県のゆるキャラ、チーバくんにも出会えます♪ (この写真は、別の日に行ったときのものです。)
1階 ポートショップ・キッズコーナー・チケット売り場
1階の入り口を入ってすぐ左側に、千葉県各地のお土産が買えるポートショップがあります。
その向こうでは、ぽ~とくんがお出迎え。
開館時間
[6月~9月] 9:00~21:00(毎日)
[10月~5月] 9:00~19:00(月~金) 9:00~20:00(土日祝)
休館日
原則として、偶数月の第4月曜日および年末12/28~31
料金
一般 大人420円 小・中学生200円 小学生未満 無料
展望タワーの料金としては、格安です!
チケットを買って、エレベーターに乗り、まずは地上113メートルの4階へ。外の景色を眺めながら上って行きます。
4階 展望フロア「ビュープロムナード」 (地上113メートル)
この日は曇っていて、見晴らしはいまひとつでしたが、望遠鏡をのぞく孫。
幕張メッセや、千葉ロッテマリーンズのホームグラウンドZOZOマリンスタジアムが見えます。スタジアムの花火も見ることができるとか。
千葉市の行政機関や商業施設が集中するエリア。夜にはきれいな夜景も見られます。
東京電力千葉火力発電所やJFEスチール東日本製鉄所の工場が見えます。コンテナターミナルのクレーンは、海を眺めるキリンのようだと話題になっています。
見晴らしの良い日には、ここから富士山や東京スカイツリーも見えます。
どの方向に何が見えるかを解説しているパネルには、その間に「浦安のテーマパーク」というのがあります。え?あのネズミの国のこと?
ここから夕陽を見たら、さぞ美しいでしょう。晴れた日に来てみたいです。
3階 展望レストラン「シーガルキッチン」 (地上109メートル)
次に3階に降りて、シーガルキッチンでひと休みすることに。眺めの良いレストランで、「千産千消」(千葉県では地産地消をこう呼んでいます)にこだわった食事がいただけます。
この時点ですでに疲れていて、ぐずっていた2歳の孫。床に寝転んでいたりしていたところ、スタッフのお姉さんが近寄って来たので、てっきり注意されるかと身構えたら・・・
チーバくんのシールをくれました♪ なんて優しい♪
ちなみに、チーバくんは、犬のように見えて犬ではないなぞの生き物。赤い色は情熱を表しています。
2階 恋人の聖地「サンセットプロムナード」 (地上105メートル)
全国の観光地域の中から、プロポーズにふさわしいロマンティックなスポットを「恋人の聖地」として選定するという、NPO法人地域活性化支援センターによるプロジェクト。それによって、2011年4月に選定された場所です。
今やあちこちで見かける「愛の南京錠」。
他にも、ハートのフォトスポットがいっぱい♪
これはやはり、サンセットの時間に来るに限りますね。
千葉ご当地のお土産を買うなら
落花生せんべい
見た目の100倍美味しいです! 失礼m(__)m
サクサクの生地にピーナツがごろごろ。1枚食べたら満足感でいっぱいに。
ぴーなっつ最中
最中も箱も、ピーナツ型。可愛くて美味しくて、お土産に喜ばれます。
Qナッツ
ピーナッツ(Pナッツ)の美味しさを超えた、Qナッツ。
ネーミングが面白い、話題の新種です。もちろん、美味しさも保証します。美味しすぎて食べすぎ防止のためにも、殻付きが良いでしょう。
まとめ
千葉ポートーパークの中にひときわ高くそびえ立つ、千葉ポートタワー。建物の中はどうなっているのかと思ったら、展望台への途中にフロアはなく、2階が地上105メートルです。
地上113メートルの4階まで一気にエスカレーターで上がると、360度の展望を楽しめる「ビュープロムナード」に到着。3階はレストラン「シーガルキッチン」。2階は恋人の聖地「サンセットプロムナード」。見晴らしの良い昼間はもちろん、夕陽を眺めたり、夜景を鑑賞したりするのにも良い場所です。手ごろな料金(大人420円は格安!)でこの景色を眺められるところは他にはないでしょう。ご家族で、カップルで、ぜひ楽しんでみてください。
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